
こんにちは、ヒリポジャスです!



今回は【Netflix】 限定配信の映画《いつかはマイ・ベイビー 》 のあらすじ(ネタバレあり)、レビューについてお話していこうと思います。

※本記事にはネタバレ要素が含まれていますのでまだ映画を観てない方はご注意ください!
※ 「2019年版 最も視聴されている映画/ドラマ」 は2018年10月~2019年9月時点でのランキングとなっております
《いつかはマイ・ベイビー》
本作《いつかはマイ・ベイビー》は【Netflix】が公式に発表した 「2019年版 最も視聴されている映画/ドラマ」で映画部門第8位にランクインした作品です。
ランキング内はラブコメが多いのでそれぞれ違った良さがあります。本作《いつかはマイ・ベイビー》はアジア系アメリカ人が主演のラブコメですが、8位にランクインしていることから人種差別や視聴者の偏見も徐々に消えていることが明らかになりました。

日本人の僕からしたら大変嬉しいことだね。
白人のラブコメってどこかアジア人には伝わってこない感覚がありますけど、その点本作はとても最後まで飽きずに観やすい印象。
そんな感じで合計視聴回数は3200万回再生もされる作品になりました!
アジア人でもやれるぞ!!と示した作品かも。
これからもアジア系映画には期待が膨らみますね!!
あらすじ
サーシャの両親は共働きで家に帰るのが遅いのでしょっちゅう隣の幼馴染であるマーカス家にお邪魔していた。
少し大人になってすぐにマーカスの母親が事故で他界。葬式の夜に二人はカーセッ〇スをして恋人関係になるも、些細な言い合いにより一瞬で破局&絶交状態になる。
それから15年、サーシャは雑誌の一面を飾るほどの有名シェフに。マーカスは葉っぱを吸うバンドマン&父親のエアコン取り付け業務の手伝い。
二人は全く逆の人生を歩んでいたがエアコン取り付けの仕事で偶然サーシャと再会する。しかし、サーシャは高スペック彼氏と財産が山ほどあり、マーカスも子供にやさしい彼女持ちであった…….
二人の今後は? 気まずい状況をどうするか? 今が最高なのでは?
監督
ナナッチカ・カーン(Nahnatchka Khan)

本作《いつかはマイ・ベイビー》の監督を務めるのはナナッチカ・カーン監督となっております。
本作《いつかはマイ・ベイビー》が映画監督初作品です。ドラマでは《フアン家のアメリカ開拓記》の製作総指揮をしています。 制作費削減の為か分からないですけど 【Netflix】 オリジナル映画の傾向的に有名な監督を使うのは避けているのでしょうか。
まぁ、そんなのは関係なく本作は面白い作品でした。
キャスト
アリ・ウォン(Ali Wong)

本作《いつかはマイ・ベイビー》でカリスマシェフ、サッシャ・トランを演じるのはアリ・ウォンです。
アリ・ウォンは 【Netflix】 オリジナル《アリ・ウォンのオメデタ人生!?》で彼女を主演として作られているコメディがあります。そこで自身の妊娠秘話やハーバード大卒の夫についても語っています。
直近では2020年3月20日~公開マーゴット・ロビー主演映画《ハーレークインの華麗なる覚醒》に出演しています。

本作を機に出演作品が激増する注目の女優さんですね!
ランドール・パーク(Randall Park)

本作《いつかはマイ・ベイビー》で父親思いの売れないバンドマン、マルクス・キムを演じるのはランドル・パークです。

ランドル・パーク出演なら観るしかねーだろ
ランドル・パークは2003年からプロの俳優活動を始めていますがどれも出世作はありませんでした。しかし、2014年公開《ザ・インタビュー》で金正恩を怪演したのをきっかけに一気に注目度を集めます。
北朝鮮に関するコメディ映画で公開前から話題性が高かったのは事実ですが、それにしても面白雰囲気MAXですよね。公開当初は北朝鮮側からの公開中止要請やサイバー攻撃がありましたが、何とか劇場&インターネット配信がされました。

あ、ちなみに日本じゃ観れないみたいです。
僕も超見たいですけど、海外版買っても字幕無し
では厳しいので諦めました……
ダニエル・デイ・キム(Daniel Dae Kim)

本作でサーシャの恋人役ブランドン・チョイを演じるのはダニエル・デイ・キムです・

紹介するかは最後まで迷いましたが
好きな俳優なので紹介します。
日本で2000年代に3大海外ドラマと呼ばれた《LOST》にて重役を演じてブレイクします。その後は《HAWAII FIVE-0》でレギュラー出演しています。どちらも大ヒット作であり、根強いファンも多数存在する作品です。
僕は《LOST》を観て知りましたが彼の演技は怪物級です。本作ではチョイ役に等しいですが、魅力は十分に伝わってきます。
キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)

説明不要のスーパースターでありながら隠れ日本好き。本作ではキアヌ・リーヴスとして登場する孤高の存在。
キアヌが登場した瞬間全てを持っていきましたね。しかも、笑えるシーンも超盛りだくさんなので得しかないです。サーシャの新しい恋人役として登場しますが、キャラ設定が独特過ぎてキアヌのワンマンショーが始まります(笑)
歩き方も《ジョン・ウィック》になってるのでキアヌファンからしたら特別な時間となることでしょう。

本作ではメインキャラではないから
紹介は省略しまっせ。
新しいラブコメディ
主演はアジア系アメリカ人
本作《いつかはマイ・ベイビー》はアメリカ映画なのに主演が白人ではありません。途中出演のキアヌ・リーブスが主演でもよかったぐらいなのに。アジア系だと視聴者は減るかと思いきやコメディ要素が盛りだくさんかつ有名キャストを複数使っているので関係なかったです。
食事シーンも中華レストランであったり、恋愛模様も白人ほどロマンチストじゃないのでとても観やすい仕上がりになっております。

僕としてもアジア系の映画が
ここまでヒットしてくれたら
大変うれしい事ですよ!!!
女性が観るべき理由
本作では珍しい「女性の社会的地位が高い」という設定です。これには現代の社会を表すメッセージ性が描かれており、女性の選択肢や社会的地位が上がってきている状態を表しています。
恋愛内容も常にサーシャが主導権を握っているのでマーカスはどうにか彼女を振り向かせるほかありません。今までの映画なら男性が女性を追いかけるのが一般的でしたが、本作では女性の社会進出の影響かそれが全く反対に描かれています。
マーカスよりも稼ぐサーシャ。男性が家事を選択することが増えた現代を表しているのかもしれません。
そういった意味でも本作は女性が観るべき映画だと言えます。
飽きさせない演出
まぁ、飽きさせないなんて最近は当たり前なんですけど、本作《いつかはマイ・ベイビー》は飽きさせない為にダニエル・デイ・キムやキアヌ・リーブスを使っています。
というのも、アジア系アメリカ人のラブコメは途中離脱する視聴者が多いと考えたからでしょう。それにしても、キアヌを出演させるのは素晴らしい事ですよ。キアヌ登場時の迫力と意外性は圧巻でしたし。
本作は細かな点においても注意を払った作品と言えます。正直、もっと上位でもいい気がしますが…..
最終的なデータがないのでなんとも言えませんが、確実に面白い作品です。
レビュー

本作《いつかはマイ・ベイビー》は意外性、面白さ共に出来の良い作品でした。
アジア人革命の先駆けとなる作品と呼べるかもしれませんね。
そんな訳で今回の総合評価は….

極めつけはキアヌ登場かな。
コメディ要素もいい感じだったし。
最後に
今回は【Netflix】《いつかはマイ・ベイビー》のあらすじ(ネタバレあり)、レビュー を紹介させて頂きました 。
8位とは思えない作品です。
全てにおいて平均評価が高い作品でした。
気になった方は【Netflix】にて是非ご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました 。


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